ドージコインがトランプ氏の人気を背景に急騰し、ビットコインも高値を更新。暗号資産市場に影響を与える動きが続いています。
ビットコイン(BTC)は28日に3カ月ぶりの高値を記録し、7万ドルに迫る勢いを見せています。
ビットコインは過去24時間で3%上昇し、現在の取引価格は約6万9800ドルです。
一方で、CoinDesk 20 Index(CD20)は1%の小幅な上昇に留まり、イーサリアム(ETH)も0.5%の上昇にとどまりました。
特に注目すべきはドージコインで、28日にドナルド・トランプ氏の選挙集会で言及されたことがきっかけで、日中に10%も急騰しました。
ドージコインはミームコインの中で時価総額が最大であり、トランプ氏との関係が強化されていることが影響しています。
特に、イーロン・マスク氏がトランプ氏の集会に参加し、DOGEアバターを使用したミーム画像をツイートしたことで、トレーダーの関心が高まりました。
暗号資産取引業のシニアディレクターであるポール・ハワード氏は、ドージコインがトランプ氏の人気を利用していると指摘し、イーロン・マスク氏の支持が大きな要因であることを強調しました。
さらに、ブロックチェーンベースの予測市場ポリマーケットでは、来週の米大統領選挙でトランプ氏の勝利確率が66%に上昇しており、これは1週間前の61%からの増加を示しています。
このように、ドージコインの急騰はトランプ氏の選挙運動と密接に関連しており、暗号資産市場全体に影響を与えています。
暗号資産の動きは、米国株価指数が高値で取引を終える中で発生しており、ダウ平均は0.7%上昇、ナスダックとS&P500もそれぞれ0.3%上昇しました。
また、イスラエルの対イラン空爆が石油施設を攻撃しなかったため、中東情勢の懸念が和らぎ、原油価格は5%を超える下落となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9a444f84e24cff8fe6bf1cd65f0f7babb6bd5f42
ドージコインの急騰とビットコインの高値更新に関するコメントには、投資家の心理や市場の動きに対するさまざまな意見が見られました。
特に「価値があるから上がるのではなく、上がるから買う」という意見が多く、投資の動機が逆転していることへの疑問が表現されていました。
ビットコインについては、「正直なにがすごいのかわからない」といった声もあり、その価値に対する理解が不足していると感じる人が少なくなかったようです。
さらに、DMMでの大規模な資金流出に触れたコメントもあり、投資市場のリスクを強く意識する意見がありました。
全体として、ドージコインの急騰には楽しみを感じる人も多かった一方で、投資の本質や市場の信頼性に疑問を持つ声が目立ちました。
このように、投資に対する期待と不安が入り混じった反応が多く、今後の市場動向に対する関心が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
価値があるから上がるんじゃなくて、上がるから買うみたいになってない?
ビットコインも正直なにがすごいのかわからない。
DMMですら300億円くらい抜かれてたし。
楽しみ。
ババ抜きの始まりだな。