香港証券取引所がBTCとETHの価格に基づく暗号資産インデックスシリーズを提供予定。11月15日から運用開始。
要約すると香港証券取引所(HKEX)は、アジア時間におけるビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の価格に基づいた暗号資産インデックスシリーズを提供することを発表した。
この新しいインデックスシリーズは、EUベンチマーク規制(BMR)に準拠したもので、香港初の試みとなる。
インデックスの管理と計算は、ロンドンに拠点を置くベンチマーク管理者CCデータ(CCData)が担当する。
シリーズでは、BTCとETHの24時間取引量加重平均を基にした参照インデックスと参照レートが提供される。
具体的には、参照インデックスはトップクラスの暗号資産取引所からの価格データを用いてリアルタイムで計算され、米ドル建てで表示される。
また、参照レートは金融商品の決済用に設計されており、毎日香港時間の午後4時に計算される予定だ。
インデックスシリーズは11月15日から運用が開始される見込みであり、その設計や計算方法の詳細は後日発表される。
さらに、香港の証券先物委員会(SFC)は、年内に複数の暗号資産取引所のライセンスを一括承認する計画があり、SFCのCEOジュリア・レオン氏は、規制体制の整備やトークン化の支援に意欲を示している。
認可基準に適合しない申請者は除外されるとのことだ。
このように、HKEXの新たな取り組みは、香港における暗号資産市場の発展を促進することが期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7ebe802108d7ae37034d5b2a2e1aae3c73216e07