フロリダ州の財務長官が、同州の8億ドルの暗号資産がトランプ政権下で拡大する可能性を示唆。暗号資産への投資を推奨し、中央銀行デジタル通貨に懸念を表明。
要約するとフロリダ州の財務長官ジミー・パトロニス氏は、同州が保有する約8億ドル(約1200億円)の暗号資産について、今後トランプ政権下でさらに拡大する可能性があると述べています。
10月31日のCNBCインタビューで、彼は暗号資産に対する懐疑的な見方を批判し、マイアミが「世界の暗号資産の中心地」になる可能性があると強調しました。
パトロニス氏は、州の退職年金基金が暗号資産に投資することを推奨し、これを新興技術ではなく既存の技術と位置付けています。
彼は、州の職員が投資から最大のリターンを得られるよう努力する必要があるとし、暗号資産がポートフォリオの多様化に役立つ可能性を評価することが重要だと述べました。
また、アメリカの他の州でも暗号資産投資の検討が進んでおり、トランプ氏が大統領に選出された場合には国家による暗号資産の備蓄を提案する可能性もあるとされています。
しかし、パトロニス氏は中央銀行デジタル通貨(CBDC)については懸念を示し、連邦政府の監視が行き過ぎることに対して警戒心を持つ必要があると述べています。
彼は、個人のプライバシーを守るための保護策が必要だと強調し、暗号資産の重要性を再確認しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/003bebdf8b1cbd3232ad9752401ebfad61a36148