中国電力が島根原発2号機の核燃料装填を完了し、再稼働に向けた準備を進めています。12月に起動予定で、2025年1月には営業運転を再開する見込みです。
要約すると中国電力は、島根原発2号機の再稼働に向けた重要なステップとして、2023年11月3日午前に核燃料の装填作業を完了しました。
この作業は、10月28日午後に始まり、約1週間をかけて燃料プールから560体の核燃料を水中で移動させ、原子炉に装填しました。
中国電力は、12月上旬に原子炉を起動し、12月下旬には発送電を開始する計画を立てており、2025年1月上旬に営業運転を再開することを目指しています。
装填作業が完了した後、中国電力は原子炉を緊急停止させるための制御棒が瞬時に挿入できるかどうかの試験を行う予定で、これにより安全性を確認します。
さらに、圧力容器内に水を満たして加圧し、水漏れがないかを確認する検査など、起動前の準備作業を経て再稼働に向けた準備が進められます。
島根2号機は、定期検査のため2012年1月から運転を停止しており、今回の再稼働に向けた動きが注目されています。
再稼働が実現すれば、地域のエネルギー供給に重要な役割を果たすことが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ab0af183dbe885e4d3602c60d811645aca169e04