群馬県玉村町の麦ストロー導入で環境意識向上

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群馬県玉村町の小中学校で、地元産の大麦を使った「麦ストロー」が導入され、環境保護意識を高める取り組みが進行中です。

要約すると群馬県玉村町では、町産の大麦の茎を利用した「麦ストロー」が10月25日に町内の全小中学校に導入されました。

この取り組みは、地元の特産物を知ってもらうことと、環境保護の意識を高めることを目的としています。

麦ストローは、特に牛乳を飲む際に使用され、長さ15センチ、直径約5ミリで、プラスチック製のストローよりも柔らかく、瓶牛乳を飲む際にも適しています。

麦ストローの製作は2019年から始まり、地元の農家や栄養士で構成される「たまむら食の探検隊」が中心となり、給食センターと連携して行っています。

具体的には、探検隊のメンバーが刈り取った大麦の茎を小中学生がカットし、その後、給食センターの調理員が調理・消毒・乾燥を行い、食品衛生検査を経て給食に使用されています。

この取り組みは、プラスチックごみの削減を考えるきっかけにもなり、国連の持続可能な開発目標(SDGs)にも寄与しています。

玉村町では、牛乳パックをストローなしで飲む自治体が増える中、瓶牛乳を使用しており、ストローは特定の日に粉末の調味料と共に提供される際に使用されます。

探検隊の代表である金田邦夫さんは、麦わらが英語で「ストロー」と呼ばれることを説明し、麦ストローはプラスチックから本来の形に戻ったものだと語りました。

給食の時間に麦ストローで牛乳を飲んだ児童たちは、その独特な体験に驚き、また来年も作りたいと期待を寄せています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2d3b88445302f8631257643f96cebc603e6feb6c

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