マイクロソフトがWindows 11の「ペイント」と「メモ帳」にAI機能を追加。画像編集やテキスト編集がより簡単に！
要約するとマイクロソフトは2023年11月6日、Windows 11 InsiderプログラムのCanaryチャネルとDevチャネル向けに、「ペイント」と「メモ帳」アプリのAI機能アップデートを開始した。
このアップデートにより、ユーザーはより直感的で高度な画像編集やテキスト編集が可能になる。
特に「ペイント」アプリには、生成AIを活用した新機能「生成フィル」と「生成消しゴム」が追加されている。
生成フィル機能では、ユーザーがテキストで指示した画像を自然に合成することができ、例えば草原の画像にAIが生成した古城を追加することが可能だ。
生成消しゴム機能では、指定したオブジェクトを消去した後、AIがその位置に自然な背景を生成し、まるでオブジェクトが最初から存在しなかったかのように仕上げることができる。
この機能は、Snapdragon搭載のCopilot+ PCから利用可能で、Microsoftアカウントでのログインが必要だ。
ただし、一部地域では利用できない場合がある。
さらに、メモ帳アプリにもAI編集機能が追加され、文章の言い換えやトーン調整、長さの変更が行える。
ユーザーは書き換えたい文章を指定し、AIが提案する候補から選ぶことができる。
この機能は現在、米国、フランス、英国、カナダ、イタリア、ドイツでプレビュー版として提供されている。
なお、これらの機能は段階的に展開されるため、全てのユーザーがすぐに利用できるわけではなく、Insiderプログラムのバージョンは開発中のため、メインPCへのインストールは非推奨である。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c0ab0892e49ff2ecda3c47b142d7ccb0fb249ce4