フォルクスワーゲンが改良新型『ゴルフGTI』を米国で発表。新デザインと先進技術を搭載し、6速MTは廃止され7速DSGのみに。全トリムで装備が充実し、幅広いドライバーに訴求。
この新型モデルは、S、SE、Autobahnの3つのグレードで展開され、従来のドライビング体験を維持しつつも、現代的なデザインや先進的なテクノロジーを取り入れています。
外観では、新しいヘッドライトやフロントバンパー、イルミネーション付きロゴ、ライトバーが標準装備され、さらに新色としてアルパインシルバーメタリックとスレートブルーメタリックが追加されるなど、スタイリッシュな印象を強調しています。
加えて、新デザインの19インチアルミホイールが採用され、全体的に洗練された外観が実現されています。
インテリアも大幅にアップグレードされ、12.9インチの独立型タッチスクリーンが新たに搭載されました。
このシステムは、フォルクスワーゲンの他のモデルと同じ最新のオペレーティングシステムを使用しており、高速なソフトウェアと直感的なレイアウトが特徴です。
また、ステアリングホイールの操作性を向上させるため、触覚式スイッチがハードボタンに変更されました。
パワートレインには、241hpを発揮する2.0リットルターボチャージャー付き4気筒TSIエンジンが搭載され、トランスミッションは7速DSGデュアルクラッチオートマチックのみとなり、従来の6速MTは廃止されています。
全トリムレベルでの標準装備や機能も向上し、ベースのSトリムでもナビゲーションやダイナミックロードサインディスプレイ、ワイヤレスApp-Connectが標準装備されています。
さらに、IQ.DRIVEドライバー支援技術も全モデルに標準装備されており、安全性と利便性が高められています。
この新型ゴルフGTIは、フォルクスワーゲンのホットハッチ伝統を受け継ぎつつも、最新のテクノロジーと洗練されたデザインを融合させ、より多様なドライバー層にアピールしています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c0b60a67ea8479849116734bf7e813fbee2f326a
改良新型ゴルフGTIに関するコメントは、主にマニュアルトランスミッション（MT）の減少と自動変速機の進化についての意見が多く寄せられました。
特に、米国市場ではMTの比率が50%だったものの、最近ではDSG（ダイレクトシフトギアボックス）一本化が進んでいることが指摘されました。
コメントの中では、自動変速機やパドルシフトの方がMTよりも早くスムーズであるという意見があり、米国の道路事情を考慮するとMTの必要性が薄れてきたという見解も示されました。
また、20年前にゴルフⅤのGTIを購入したというユーザーは、当時の新しさや魅力を懐かしむ一方で、GTIに乗ることで次の高性能モデルへの欲求が高まることを語っていました。
さらに、GTIの魅力が減少し、フォルクスワーゲンから離れるユーザーが増える可能性も指摘されており、マニュアル車の減少がブランドに与える影響についての懸念が表明されました。
最後に、日本市場よりも先に米国市場でMTが消えていくことが意外であるとの意見もあり、運転スタイルの変化や市場のニーズを反映した結果であると考えられました。
ネットコメントを一部抜粋
もう明らかに自動変速やパドルシフトの方がMTより早くスムーズだからね。
かれこれ20年近く前,ゴルフⅤのGTIを買った。
GTIでいえば、まだまだマニュアル比率が高かったはず。
去年ゴルフGTIのMT比率50％だった米国でもDSG一本化。
まさか日本勢より先にゴルフからMTがなくなるとはなあ。