ブラックロックのBUIDLが5つの新しいブロックチェーンに対応し、投資家に安定した利回りを提供する新たな選択肢を示しました。
要約すると米資産運用会社ブラックロックが提供するトークン化ファンド「ブラックロック・米ドル機関投資家向けデジタル流動性ファンド(BUIDL)」が、2023年11月13日に新たに5つのブロックチェーンに対応を開始したことを発表しました。
これにより、「BUIDL」はアプトス(Aptos)、アービトラム(Arbitrum)、アバランチ(Avalanche)、OPメインネット(Optimism Mainnet)、ポリゴン(Polygon)の5つの新しいブロックチェーンに展開され、合計で6つのブロックチェーン上で運用されることになります。
BUIDLは、今年3月にブラックロックによって立ち上げられたもので、総資産の100%を現金、米国財務省証券、現先取引に投資する設計となっています。
投資家は、イーサリアム(Ethereum)ブロックチェーン上でERC20規格のトークン「BUIDL」を保有し、安定した利回りを得ることができます。
具体的には、BUIDLは1トークン対1ドルの安定した価値を提供し、毎日発生する配当は毎月新しいトークンとして投資家のウォレットに直接支払われます。
また、投資家はBUIDLトークンを他の事前承認された投資家に譲渡することも可能です。
このファンドの運営においては、デジタルアセット発行プラットフォームを運営するセキュリタイズ(Securitize)が、トークン化された持ち分の管理やファンドの申し込み、償還、分配に関する報告を行っています。
これにより、BUIDLはデジタル資産投資の新たな選択肢を提供し、ブロックチェーン技術を活用した流動性の向上を目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8547922936d33a2eb835177788d57d2ccb194862