NECとTangerineが協業し、小売業界のCX向上と業務効率化を目指す新ソリューションを開発。AIとセンシング技術を活用し、顧客データの分析を一貫して行う。
両社は、センシングや映像解析技術を活用し、購買データの収集から分析、施策立案までを一貫して行うソリューションを共同で開発します。
Tangerineは、小売企業向けに「Store360 UX」や「Store360 Insight」など、顧客行動データを取得・分析し、パーソナライズされた施策を提案するサービスを提供しています。
この協業により、Tangerineの店内情報収集力とNECのAI分析技術を組み合わせ、店舗における情報収集から分析までを効率的に行います。
さらに、オンライン情報とリアル情報を統合し、消費者への理解を深め、最適なタイミングでコンテンツを提供することを目指します。
将来的には、NECの生成AIを活用したマーケティング施策立案技術「BestMove」との連携も計画されており、AIが消費者や店舗ごとに最適な施策を自動的に生成することを目指しています。
この協業により、実店舗における行動情報とNECの映像ソリューションを融合し、より詳細な店舗情報の収集が可能となります。
例えば、買い物中の動作に基づいて、店頭サイネージの広告商品をリアルタイムで訴求することが考えられています。
これにより、小売業界におけるデジタルトランスフォーメーションが加速し、顧客のニーズに応じたサービス提供が実現されることが期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/588b51761bb27c2fe53062491680f0b65731b67a