米ドルステーブルコイン「FDUSD」がレイヤー1ブロックチェーン「スイ」で利用可能になり、取引所バイナンスでも取り扱われる。今後、ソラナでも発行予定。
この発表は、FDUSDの発行元である香港拠点のカストディアンおよび登録信託会社ファーストデジタル(First Digital)から、11月20日に行われました。
「FDUSD」は米ドルの価値に1:1で裏付けられたステーブルコインであり、現金および現金同等資産によって完全に裏付けられる予定です。
昨年9月には、大手暗号資産取引所バイナンス(Binance)が米ドルステーブルコイン「Binance USD(BUSD)」の取り扱いを段階的に終了し、その残高を「FDUSD」へ交換することを推奨しました。
その結果、FDUSDはバイナンスにおいて、テザー社発行の米ドルステーブルコイン「USDT」と並んで取引ペアとして扱われています。
また、「バイナンスローンチプール(Binance Launchpool)」においてもステーキング資産としてサポートされています。
FDUSDは昨年のローンチ時にBNBチェーンとイーサリアム(Ethereum)上のトークンとしても対応を開始しており、今回「スイ」はFDUSDがサポートされた初のブロックチェーンとして名を刻みました。
これにより、FDUSDの対応チェーンは3つ目となります。
さらに、10月6日には「FDUSD」がソラナ(Solana)上で発行されることが発表されており、同チェーン上での発行は12月を予定しています。
このように、FDUSDは新たなブロックチェーンとの連携を進めながら、ステーブルコイン市場での地位を確立しつつあります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/05fb24d5ed283e22fedae3bd515b9b1df72e35c8