文部科学省の調査で、高校生の約7割が視力1.0未満と判明。スマホの影響が懸念される一方、虫歯の割合は過去最低に。
要約すると文部科学省の調査によると、2023年度に実施された全国調査で、高校生の約7割が視力1.0未満であることが明らかになりました。
この調査は、全国の5歳から17歳までの子どもたち約320万人を対象に行われ、視力低下が小学校では約4割、中学校では6割を超え、高校では約68%に達しています。
特に視力が1.0未満の割合は、過去10年間で小中学校で約7ポイント、高校で約2ポイント増加しており、子どもたちの視力低下が進行していることが示されています。
調査結果の解釈には注意が必要で、新型コロナウイルスの影響により調査期間が異なり、過去のデータとの単純比較は難しいと言われていますが、視力低下の背景にはスマートフォンやタブレットの使用増加など、子どもを取り巻く環境の変化が影響していると専門家は指摘しています。
対照的に、幼稚園から高校までの虫歯のある子どもの割合は過去最低となっており、これは給食後の歯磨き指導や家庭での歯の健康への意識向上が寄与していると考えられています。
全体として、視力低下の問題は深刻であり、子どもたちの健康を守るための対策が求められています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/326ed515bee0da23b90f32aa42663545ccc82e09