コマイヌがシンガポールの暗号資産カストディ業者プロパインを買収する基本合意を発表。シンガポールでの事業拡大を目指す。
要約するとコマイヌ（Komainu）は、シンガポールの暗号資産カストディ事業者であるプロパイン（Propine Holdings）の買収に関する基本合意を10月22日に発表しました。
この買収は、シンガポール通貨庁の承認が条件となっており、コマイヌのシンガポール及び東南アジアにおけるプレゼンスを強化する狙いがあります。
コマイヌは、英領ジャージー諸島に本社を置くデジタル資産カストディ事業者で、野村証券、CoinShares、Ledgerの3社によって2018年に設立されたジョイントベンチャーです。
現在、ジャージー金融サービス委員会（JFSC）やアラブ首長国連邦のドバイ仮想資産規制局（VARA）など、複数の国の規制下で運営されています。
シンガポールでの事業展開は、今後の成長戦略の一環と考えられており、特に日本の機関投資家向けのサービス構築を目指して、クリプトガレージとの協業も進めています。
コマイヌの買収が完了すれば、シンガポール規制下での新たな運営が可能となり、デジタル資産関連サービスの拡充が期待されます。
このような動きは、暗号資産市場の成長を背景に、競争力を高めるための重要なステップと位置付けられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/501d8f4017e793a283d564f91db059f64ae5d373