京王電鉄が11月6日から全駅でタッチ決済を導入し、QRコードによる一日乗車券も販売開始。便利な乗車サービスが実現。
要約すると京王電鉄は、11月6日より全駅でタッチ決済対応のクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、スマートフォンを使った乗車サービスの実証実験を開始する。
この実験は、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン、JCB、QUADRAC、オムロン ソーシアルソリューションズとの協力で行われる。
タッチ決済は、今年3月から一部の駅で試験的に導入されており、京王グループの高尾登山電鉄で運行するケーブルカーやリフトでも実施されている。
提供されるサービスは、タッチ決済による乗車とQRコードを利用した一日乗車券の販売の2つで、対応ブランドにはVisa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯が含まれる。
Mastercardも将来的に追加される予定だが、京王線の路線内限定のサービスであり、相互直通運転を行っている他社路線では利用できない点に注意が必要である。
QRコードを利用した一日乗車券は、すでに販売中の「デジタル高尾山きっぷ」に加え、新たに「京王線・井の頭線一日乗車券」が提供される。
チケット購入後、スマートフォンに表示されたQRコードを専用リーダーにかざすことで利用可能となる。
なお、実証実験の対象駅は京王電鉄の全線全駅だが、新宿駅、芦花公園駅、中河原駅、京王多摩川駅の臨時改札口は対象外となる。
タッチ決済の利用履歴は、QUADRACの「Q-move」サイトにアクセスし、会員登録を行うことで確認できる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/762fb457a46d401aa9e2af529a929868074eb8a6