インドの暗号資産取引所ワジールXが取引再開を発表し、年内に分散型取引所(DEX)をローンチ予定。新機能も加わり、セキュリティ強化を図る。
要約するとインドの暗号資産取引所「ワジールX(WazirX)」が、取引再開と分散型取引所(DEX)の立ち上げ計画を発表しました。
CEOのニシャル・シェティ氏によると、取引再開は2025年2月を予定しており、再開後に発生するプラットフォーム手数料は債権者への資金回収に充てられるとのことです。
新機能として、暗号資産のステーキング、OTC(店頭)取引デスク、先物取引が導入される予定です。
また、DEXは中央集権型取引所の使いやすさと自己保管型のセキュリティを融合させたもので、独自トークンの発行や、債権者に対するリカバリートークンとのスワップが可能になる見込みです。
このDEXは12月に試験的にローンチされる予定ですが、現在は構築中であり、プラットフォームの名称は未発表です。
ワジールXは、今年7月にマルチシグウォレットにセキュリティ侵害が発生し、シンガポール裁判所から4ヶ月のプラットフォーム停止を命じられました。
この事件では、約2億3500万ドル相当の暗号資産が不正に流出し、流出資産の内訳にはシバイヌ(SHIB)やイーサリアム(ETH)などが含まれています。
ブロックチェーン調査会社エリプティックは、この事件が北朝鮮に関連するハッカーによるものと推測しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c58189420febc968b1a5c6afcf63c3bf5361a0b1