ドコモの減益の背景と今後の展望

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NTTドコモが増収減益を発表し、KDDIやソフトバンクと対照的な結果に。低価格プラン「irumo」の導入遅れが影響し、契約数の減少も課題。顧客基盤強化に向けた施策が続く中、業績回復には時間がかかる可能性がある。

要約すると携帯大手のNTTドコモが2024年度第2四半期決算で増収減益を発表し、KDDIやソフトバンクと明暗を分けた。

ドコモの通信料収入は前年同期比354億円減少し、営業収益も208億円減の1兆6485億円となっている。

政府主導による携帯料金引き下げの影響を受け、モバイル通信事業全体が減収に苦しむ中、KDDIとソフトバンクは早期に回復し増収を達成した。

ドコモの減益の要因は、低価格プラン「irumo」の導入が遅れたことにある。

ドコモは長らく低価格プランの提供に消極的で、他社のサブブランドに顧客を奪われていた。

2023年7月に「irumo」を導入したものの、月額料金が安いために古いプランからの乗り換えにより通信料収入が減少している。

さらに、ドコモは契約数の減少も問題視しており、少子高齢化が進む日本市場では新規契約の増加が難しくなっている。

顧客基盤を維持するために、ドコモは金融や電力、コンテンツサービスの提供を強化し、付加価値を高める努力を続けている。

最近では、ahamoの通信量を増やす実質的な値下げを行い、若年層の転入増加を狙っている。

しかし、これらの施策は業績回復に時間がかかる可能性があり、通信品質の向上も課題として残っている。

ドコモの業績回復には、irumoの影響から脱却することが重要であり、今後の動向が注目される。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9989eb3af0d061a8f44d9f64997362e10333936c

ネットのコメント

ドコモの減益に関するコメントでは、通信品質の低下が主な原因として挙げられていました。

ユーザーは、かつては安定した通信環境を誇っていたドコモが、現在ではパケ詰まりや繋がりにくさが目立つようになり、特に大都市圏やイベント会場での不安定さが致命的だと感じていました。

コメントの中には、ドコモの通信品質の改善が進まないことに対する不満が多く見られ、他社と比較しても劣っていると指摘されていました。

また、料金に見合ったサービスが提供されていないという意見もあり、高い基本料金を支払う理由が薄れていると感じるユーザーが多かったです。

さらに、ドコモが過去に比べて顧客の声を聞かなくなっているとの指摘もあり、企業体質の変化が影響していると考えられていました。

ユーザーは、他社のサービスに魅力を感じているため、乗り換えを検討する人が増えている状況であり、ドコモが以前の信頼を取り戻すには、通信品質の改善と顧客の声を反映したサービス提供が必要だと感じていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • ドコモはもっとも広範囲で最も安定して通信がつながってた方からこそ覇権握ってたのであって。

  • ドコモは長い間黙ってても契約数は増えるし怠慢だと思う。

  • ドコモは総務省の出した5G普及率目標を達成するために、回線がかなり不安定になってしまいましたね。

  • 昔のドコモは電波もよく使いやすくて良かった。

    だけど今でははっきり言ってあかんかな。

  • いくらギガが増量されても、使用したい時間に繋がらない上に、低い信頼性が収益に現れてると個人的に思います。

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