関西電力が高浜原発1号機の50年超運転を申請。新制度に基づき、運転延長のための管理計画が必要。
要約すると関西電力は、福井県高浜町にある高浜原発1号機の運転を50年超延長するための認可申請書を、原子力規制委員会に提出した。
この申請は、2025年6月に全面施行される「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」を背景にしている。
高浜1号機は国内で最も古い原発であり、来月には運転開始から50年を迎える。
新制度の下では、原発の運転開始から30年を経過した後、10年を超えない期間ごとに、施設の劣化状況を確認するための長期施設管理計画を策定し、規制委の認可を受ける必要がある。
これにより、原発の安全性を確保しながら、運転延長が可能となる。
規制委はすでに、関西電力の大飯3、4号機に対して30年超の運転を認可しており、高浜1号機の申請がどのように受け入れられるかが注目されている。
これにより、関西電力はエネルギー供給の安定性を維持しつつ、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進める意向を示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d81b918cb69cdbebac564da1fcc41d16d70437b4