大規模地震に備えるため、国際災害レスキューナースの辻直美さんが水の備蓄の重要性を解説。震度6強の地震では、断水が長期化する可能性があり、1人あたり最低40リットルの水の確保が推奨されています。
特に、震度6強の地震が発生した場合、電気、水道、ガスが止まり、普段通りの生活ができなくなる可能性があります。
国際災害レスキューナースの辻直美さんは、被災地での避難生活を快適に過ごすための知恵を共有しています。
まず、被災時に最も重要なのは「水」であり、辻さんは水の備蓄を最優先にするように勧めています。
地震10秒診断によると、東京都内のある地域では、震度6強の地震により断水が32日続く可能性があるとされています。
実際に、熊本や大阪府北部地震の際には、水の備蓄が不足しており、路上での水の価格が高騰しました。
辻さんは、成人1人あたり1日に必要な水量は最低3リットルであるとし、特に飲用水と生活用水を分けて考える必要があると述べています。
国の推奨では、最低でも3日から1週間分の水を備蓄することが求められていますが、長期的な断水が予想される場合、さらに多くの水を備蓄することが重要です。
辻さんは、10日から14日分の水を準備することを提案し、1人あたり最低40リットルの保管を勧めています。
このような備えが、被災時のストレスを軽減し、心身の健康を保つために不可欠であると強調しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c8e521b1a754f06fbcdba8bc5b608bf307111744
コメントでは、被災時の水の備蓄や心身の健康を保つための具体的な方法や考え方が多くの人々から共有されていました。
特に、ボトル型浄水器を準備したという意見があり、軽量で持ち運びがしやすい点が評価されていました。
誰もが使いたくない状況ですが、いざという時に備えているという意識が見られました。
また、河川氾濫のリスクを考慮し、二階に避難することも視野に入れている家庭のコメントもありました。
さらに、ペットシーツの代用についての意見もあり、吸水量の不足を指摘する声がありました。
他にも、被災地支援の経験から、経済的余裕のある人々がホテルに避難する傾向にあることを述べ、災害保険とホテルの提携についての提案がありました。
プラスチックごみの問題にも触れられ、ペットボトルに頼らざるを得ない現実が語られました。
また、被災地に留まる人々に物資を運ぶことの無駄を指摘し、復旧作業を優先させるべきだとの意見もありました。
水の長期保存や井戸の設置についても言及され、水の確保がいかに重要かが強調されていました。
最後に、自宅での水の保管スペースの問題が挙げられ、現実的な備えが求められていることが示されました。
全体を通じて、被災時の心構えや物資の大切さを感じるコメントが多く寄せられていました。
ネットコメントを一部抜粋
ボトル型浄水器を用意しました。
何度か被災地支援に行きましたがお金がある方々はホテルに避難する傾向にありますね。
プラゴミ削減って言っても、ペットボトルに頼るしかないよね。
何よりもすべき事は被災地から離れてゆっくり落ち着くまでホテル住まいでしょう。
水なんだけどね、長期保存できる水がある。