東南アジアを拠点にしたオンライン詐欺が急増中。特にアメリカでの被害が深刻で、タイのナリンがその実態を暴露。恋愛感情を利用した手口や、SNSでのターゲット探しが行われている。
要約すると最近、東南アジアを拠点とするオンライン詐欺が急増しており、特にアメリカでの被害が深刻化しています。
タイで犯罪に加担した20歳のナリンは、詐欺の手口を暴露しました。
彼は「中国のギャングに教わった」とし、信用されるプロフィールを作成し、SNSを通じてターゲットを探す方法を学びました。
タイの国家経済社会開発庁によれば、昨年以降、タイ国内での電話やメール、SNSを利用した詐欺が7880万件も報告されており、被害総額は20億ドルに達しています。
特にアメリカ人を狙った詐欺が増えており、米政府も警戒を強めています。
ナリンは、友人の勧めでミャンマーに渡り、詐欺のネットワークに巻き込まれたと語ります。
彼の役割は、ターゲットを見つけて金銭を送らせることでした。
詐欺の手法には、オンライン通販企業の従業員になりすます「買い物ポイント詐欺」や、恋愛感情を利用した「ロマンス詐欺」が含まれます。
特に30歳以上の女性がターゲットにされることが多く、ナリンは「高齢者の場合、老後の資金を奪われてしまうこともある」と警告しています。
タイ警察もこの問題に対処するために、メディアでの啓発活動を強化しています。
ナリンは自らの行動を後悔し、サイバー犯罪の実態を明かすことで、他の人々を守りたいと考えています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ecead1935bb4e1ff2f4d5403188bbec2fca6f2f8