東北福祉大の猪俣駿太投手が仙台六大学野球秋季新人戦で9回1失点完投を達成。大学初の完投で、3季ぶりの優勝に貢献した。メンタル面も成長し、プロ入りを目指して努力を続ける彼の姿勢が光る。
要約すると2023年10月5日、仙台六大学野球秋季新人戦の決勝で、東北福祉大学が仙台大学を3対1で下し、3季ぶりの優勝を果たした。
この試合で特に注目されたのが、東北福祉大の猪俣駿太投手(明秀日立出身)である。
猪俣は9回136球を投げ、11奪三振、1失点という素晴らしい成績を収め、大学での初完投を達成した。
試合の序盤、東北福祉大は2回に連続適時打で2点を先制し、3回にも1点を追加。
猪俣はそのリードを守るため、強力な直球と変化球を駆使して仙台大学打線を封じ込めた。
猪俣は試合後、「仙台大にはずっと負け続けていたので、今日は絶対に勝ちたかった」と語り、勝利への強い思いを表現した。
今シーズン、猪俣は春のリーグ戦で150キロ台を連発し、秋のリーグ戦では先発として活躍。
防御率0.79を記録し、最優秀投手賞とベストナインに輝いた。
メンタル面でも成長を感じており、ピンチの場面でも冷静に投球できるようになったという。
明秀日立時代には甲子園を経験し、プロ入りを目指していたが、両親の意向で進学を選択。
進学時には「4年後、絶対にドラフト1位でプロに行く」との約束を交わしており、猪俣はその目標に向かって努力を続けている。
彼は「この冬が大事になる」と語り、さらなる成長を誓った。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/76451ac2edc121c0b7dfe65700964c4c408c277c