クアルコムのAlex Katouzian氏が、スマートグラスとAIの未来について語りました。これにより、ユーザーはアプリを介さずに効率的に目的を達成できるようになり、スマートグラスが人々の生活に大きな影響を与える可能性が期待されています。
クアルコムは、拡張現実(AR)および複合現実(MR)に対応するスマートグラスを開発し、これにより人々と周囲の世界との関わり方が大きく変わると述べています。
特に、同社の「Snapdragon AR1 Gen 1」チップを搭載した「Ray-Ban Metaスマートグラス」は、AI機能が強化され、人気を集めています。
Katouzian氏は、スマートフォンと連携したAgentic AIが、ユーザーの情報を自律的に収集し、質問に答える未来を描いています。
これにより、アプリを介さずに目的を達成できるようになるとしています。
さらに、スマートグラスの普及により、ユーザーはより多くのデータに基づいてサポートを受けられるようになります。
Katouzian氏は、スマートウォッチと比較して、スマートグラスが持つ可能性の大きさを強調し、AI機能が加わることで需要が高まっていると語りました。
また、XRデバイスのインターフェースは、スマートフォンやノートPCとは異なり、視線や動きで操作することが求められます。
クアルコムは、「Snapdragon Spaces」プラットフォームを拡大し、開発者に向けたツールの改良を進めており、6000人以上の開発者がこのSDKを活用しています。
今後、スマートグラスがユーザーとのインタラクションをよりシームレスにし、AIを活用することで、さまざまな可能性が広がると期待されています。
Katouzian氏は、スマートグラスの普及には時間がかかるものの、AIの進化とともにその利用が拡大することを示唆しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7cd29b07ad8630e972d938238f69080d583a836a