マカオで新たに輸入性デング熱の感染例が確認され、今年の累計は32件に。感染者は広東省滞在歴のある66歳男性で、容体は安定。衛生局は感染予防を強化するよう呼びかけ。
要約するとマカオ政府衛生局(SSM)は、11月18日夜に新たに輸入性デング熱感染の1例を確認したと発表しました。
これにより、今年の輸入性感染例は計32件に達しました。
今回の感染者は、マカオ半島北部の黒沙環エリアに住む66歳の男性で、潜伏期間中の10日間に広東省江門市の鶴山市に滞在していたことが確認されています。
感染したデング熱はⅠ型で、患者は入院治療を受けているものの、容体は安定しているとのことです。
患者の家族には体調不良の兆候は見られないとされています。
マカオ政府は、患者の自宅や活動地点周辺での蚊の駆除を計画しており、広東省での感染例が増加していることを受けて、感染予防の強化を市民に呼びかけています。
今年のデング熱感染の傾向としては、輸入性事案の多くが中山市、仏山市、江門市での滞在歴を持っており、これが当地感染の発生を引き起こす要因となっています。
昨年のマカオにおけるデング熱確認は7件で全てが輸入性でしたが、今年は感染例が急増しており、特に10月と11月に多くの感染が報告されています。
マカオの人口は約68万人で、人口密度は約2万人/平方キロメートルです。
これにより、地域社会における感染拡大のリスクが高まっているため、衛生局は市民に対して引き続き注意を促しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1c2500224e5c4b8c5c21f6b4167dd2647b7d7cd6