中国とブラジルが関係を格上げし、グローバルサウスの結束を強化。両国は共同声明に署名し、経済やAI分野での協力を推進する方針を示した。
要約すると2023年10月20日、中国の習近平国家主席とブラジルのルラ大統領がブラジリアで会談し、両国の関係を格上げすることで合意した。
この合意は、新興・途上国を代表する「グローバルサウス」の二大国としての結束を強化し、国際社会における地位向上を目指すものである。
会談では、両国の関係を「公正な世界と持続可能な地球を構築する運命共同体」と位置づける共同声明に署名された。
さらに、中国の「一帯一路」構想とブラジルの発展戦略を連携させることも発表された。
両国は今年、国交樹立50周年を迎え、習主席は両国の関係が「歴史上最も良い時期にある」と評価した。
ルラ大統領も、経済・貿易に加え、人工知能(AI)や航空宇宙分野での協力を強化する意向を示した。
これにより、中国とブラジルは互いに「黄金のパートナー」としての関係を築くことを目指している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/68c7a5dcea9a60737a2c7c484a06fd193de201f3