食用コオロギ企業グリラスが破産。SNS拡散で在庫増加、負債は約1.5億円。
グリラスは2019年に設立され、食用コオロギの粉末を使用した洋菓子やカレーなどを提供し、注目を集めていました。
特に、同社の製品は日本で初めて学校給食に採用されるなど、革新的な取り組みとして評価されていました。
しかし、最近のSNSでの拡散により、同社に対する苦情が増加し、結果として大量の在庫を抱える事態に至りました。
これにより、経営が厳しくなり、負債総額は約1億5000万円に達するとされています。
グリラスの破産は、食用昆虫市場の可能性とリスクを浮き彫りにする事例であり、今後の業界の動向に影響を与えることが予想されます。
食用コオロギは、持続可能なタンパク源として注目されている一方で、消費者の受け入れや市場の反応が企業の運命を大きく左右することを示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3bda6e536bc61c74b958edd2c137fd652f7c6a1b
コメントの内容は、食用コオロギ企業グリラスの破産についての反応が中心でした。
多くの人々が昆虫食そのものの可能性を否定するわけではなく、むしろその導入タイミングや方法に疑問を持っていました。
特に、学校給食にコオロギを導入することが強制ではなく選択制であったとしても、ネガティブな印象が強く、子供たちへの影響を懸念する声が多くありました。
昆虫を食べることに対する嫌悪感や抵抗感が根強く、特に日本では虫を食べる習慣がほとんどないため、受け入れが難しいという意見がありました。
また、食用コオロギのビジネスモデルが不十分で、家畜飼料の代替や廃棄食品問題の解決にまず取り組むべきだという指摘もありました。
さらに、コオロギを食べることが食糧難の解決策として適切かどうか疑問視するコメントもあり、昆虫食の普及には時間がかかるとの見解が示されていました。
全体として、食用コオロギの導入に対する慎重な姿勢が強く表れていました。
ネットコメントを一部抜粋
昆虫食そのものの有益さや可能性を否定する気はないが、現時点では効率化が先だ。
虫を食べる習慣が日本にはほとんどないため、商売にするのは現実的に難しい。
コオロギを今から食べる必要性がないという意見が多かった。
コオロギを食べようとゴリ押しすれば、商売として失敗するのは道理だ。
先見の明があったとしても、今は時期尚早という言葉がしっくりくる。