東海4県の最低時給が全国平均を上回る理由とは

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東海4県の最低時給は1169円、全国平均を上回る結果に

要約すると2023年9月に実施された帝国データバンクの調査によると、東海4県(愛知、岐阜、三重、静岡)の企業における従業員採用時の最低時給は平均1169円で、全国平均を2円上回る結果となりました。

具体的には、愛知県の最低時給が1208円、岐阜県が1153円、三重県が1085円、静岡県が1138円と、それぞれの県で異なる最低時給が設定されています。

これに対し、2024年度の最低賃金は愛知県が1077円、岐阜県が1001円、三重県が1023円、静岡県が1034円となっており、地域ごとの最低時給と最低賃金の間には明確な乖離が見られます。

帝国データバンクは、物価の違いなどがこの地域間の格差を生んでいると指摘しています。

この調査は、2023年9月13日から30日までの期間に行われ、2995社を対象に、1210社から有効な回答を得ました。

この結果は、地域経済の動向や労働市場の実態を反映しており、今後の政策や企業戦略にも影響を与える可能性があります。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cba69cea0b3c37a9b5b1ecbc7a1b0ed44cad6673

ネットのコメント

東海4県の最低時給が全国平均を上回る理由についてのコメントでは、地域ごとの賃金差や企業の賃金回答の信頼性に疑問が呈されていました。

例えば、静岡県の求人では最低賃金1034円の求人が多く、1138円の平均は信じがたいという意見がありました。

また、特定産業別の最低賃金が低いことも指摘され、製造業の不遇が懸念されていました。

さらに、田舎のアウトレットで時給が高くなり、周辺の店舗が影響を受けているというコメントもありました。

最低賃金の上昇が中堅層の賃金停滞を招くのではないかという懸念や、物価の上昇に対する不安もあり、時給が上がっても実際の生活には影響が少ないという意見が多く見られました。

また、愛知県の介護福祉士のコメントでは、訪問入浴介護の時給が最低賃金を超えている一方で、デイサービスはその以下であることが示され、時給の不均衡が問題視されていました。

全体的に、最低賃金の上昇が労働市場に与える影響や、生活の質との関連について多くの意見が寄せられていたのが印象的でした。

ネットコメントを一部抜粋

  • 静岡県東部に住んでますが最低賃金の1034円の求人はかなりありますし、1050円が最も多いように感じます。

  • 特定産業別の最低賃金はもっと低いんだから、そういう部分も載せるべきだと思います。

  • そこそこ田舎だけどアウトレットの時給が割と高い。

  • 最低賃金って難しい問題だなあ、上がった分中堅クラスの賃金停滞したりしないのかな?
  • 時給が上がるのは良いけど、比例して物価も上がってるから実際には変わらない。

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