東芝が睡眠不足による慢性疾患リスクを研究開始。5000人を対象に脳波データを解析し、健康経営に貢献を目指す。
要約すると東芝は、睡眠不足が慢性疾患に与える影響を調査するため、睡眠計測サービスを提供するベンチャー企業S‘UIMINおよび筑波大学と共同研究を開始したと発表しました。
この研究は、東芝の従業員の中から研究に同意した5000人を対象に行われ、参加者はS‘UIMINが開発した脳波測定装置を5日間装着し、脳波データを収集します。
収集されたデータは、従業員の遺伝子データと組み合わせてビッグデータとして解析され、睡眠不足が引き起こす慢性疾患のリスクを予測することを目指しています。
日本はOECD加盟国の中で平均睡眠時間が最も短く、これにより生産性の低下が懸念されています。
東芝は、この研究を通じて医療への貢献や健康経営に関する課題解決を目指すとしています。
睡眠不足がもたらす健康リスクに対する関心が高まる中、企業が積極的に研究に取り組む姿勢は、今後の健康管理や労働環境改善に寄与することが期待されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7208b46ae2ec57b696f06f45b2ab79201effb595