携帯大手3社が料金プラン競争を激化。ソフトバンクは業績好調、NTTドコモは通信収入減少。楽天も黒字化し、競争が加熱。
2025年3月期第2四半期の決算が発表され、ソフトバンクは全セグメントで増収・営業増益を達成し、売上高が過去最高の3兆円を突破した。
KDDIも増収増益を確保したが、NTTドコモは通信サービス収入が減少し、増収・営業減益となった。
特にドコモは、料金を据え置きながら月間データ通信量を引き上げ、これに対抗する形で他社も料金プランを見直し、顧客獲得競争が激化している。
各社は飽和状態にある携帯電話事業を背景に、通信と金融を融合させた付加価値サービスへの投資を強化し、ポイントプログラムを通じて顧客を囲い込む「経済圏」争いが熾烈化している。
ソフトバンクは、スマートフォン契約数が前年同期比4%増加し、エンタープライズ事業も好調である。
KDDIは、通信事業に加え、デジタルトランスフォーメーションや金融分野でも成長しており、特にauじぶん銀行やauPAYの利用が増加している。
一方、NTTドコモは通信料値下げの影響を受け、増収・営業減益となりつつも、金融領域での成長を図っている。
また、楽天グループは、携帯電話事業の赤字幅を縮小し、営業損益が黒字化したことを発表し、みずほFGとの資本業務提携を結ぶことで、さらなる成長を目指している。
これにより、携帯大手各社の動きが活発化し、経済圏拡大を巡る競争がさらに激しくなることが予想される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/75344a97478cba0d5d5cdd4b98a8dce395cd36ba
携帯大手3社の料金プラン競争が激化した背景には、楽天モバイルの急成長やその経済圏の強さが大きく影響しているとの意見が多く見られました。
特に、ドコモは顧客基盤の減少を懸念しており、シェアを守るための対策が急務であると指摘されていました。
また、料金プランの改定に関しては、実質的な値上げが目立つ中で、ahamoの料金据え置きや増量が意外だったという声もありました。
さらに、通信料金が世界的にも高水準にあることが問題視されており、特に30GBで3000円という価格は利益的に厳しいとの意見もありました。
格安SIMの選択肢が増える中、povoや楽天モバイルの利用者からは、コストパフォーマンスの良さが評価されていました。
特に、楽天モバイルは無制限プランが魅力であり、都内での利用にも問題がないとの声がありました。
一方で、通信品質に関する不満もあり、特に楽天リンクの通話品質がドコモに劣るとの意見もありました。
全体として、携帯大手3社は楽天モバイルに対抗するため、戦略を見直す必要があると考えられていました。
ネットコメントを一部抜粋
料金プランの実質値上げ改悪が目立つなかなか、先日のahamo料金据え置き増量は意外でした。
最後の戦いは、端末価格ですね。
30GB3千円というのは利益的に本当にやりたくない水準だということが分かった。
povo2.0はサブ回線として最適ですね。
顧客基盤を強化すると言ってる割には既存ユーザーには特典がなく不満を抱くユーザーが他社に移る対策を何でしないのか不思議です。