りんたろう監督の短編アニメ「鼠小僧次郎吉」が11月23日からユーロスペースで上映。山中貞雄の作品も特集上映される。
要約するとりんたろう監督の最新作「山中貞雄に捧げる漫画映画『鼠小僧次郎吉』」が、11月23日から東京・ユーロスペースで上映されることが発表された。
この作品は、映画監督である山中貞雄が生前に残した「鼠小僧次郎吉-江戸の巻」を基に、りんたろう監督がサイレントアニメーションとして再構築したもので、上映時間は23分。
キャラクターデザインは「AKIRA」の大友克洋が担当しており、アートとストーリーの両面で高い評価を受けている。
2023年3月に新潟国際アニメーション映画祭でワールドプレミアを迎えた後、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭やリュミエール映画祭、さらには9月のロサンゼルスでの日本映画祭でも上映され、最優秀アニメーション賞を受賞した。
ユーロスペースでの上映期間中には、「りんたろう MEETS 山中貞雄」という特集も行われ、山中貞雄の貴重な作品「丹下左膳余話 百万両の壺」「河内山宗俊」「人情紙風船」の3本が11月23日から29日まで上映される。
また、りんたろう監督の自選作品集として「カムイの剣」「幻魔大戦」「迷宮物語」「火の鳥 鳳凰編」「48×61」「オサムとムサシ」も11月23日から12月6日まで上映される予定だ。
さらに、りん監督がフランスで出版した自伝的漫画「1秒24コマのぼくの人生」の日本語版が、11月下旬に河出書房新社から3520円（税込）で刊行されることも合わせて発表された。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1f7f93cdcc857dc11fefdc89aa3e1fe39593e817