トルコ語に翻訳された芦田均の海峡研究書

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

トルコと日本の外交関係100周年を祝うべく、芦田均元首相の著作がトルコ語に翻訳され出版されました。海峡に関する歴史や国際政治を扱った重要な一冊です。

要約するとトルコと日本の外交関係樹立100周年を記念して、芦田均元首相の著作『君府海峡通航制度史論』がトルコ語に翻訳され、9月にトルコで出版された。

この本は1930年に初版が発表され、ボスポラス海峡とダーダネルス海峡の通航制度に関する歴史や、当時の国際政治の状況を詳述している。

特に、ローザンヌ条約における海峡地帯の非武装化や他国の戦闘行為を禁じていない点など、現代に通じる問題点が指摘されている。

芦田氏は1924年に日本とトルコの外交関係が樹立された際、初年度の大使館員として赴任し、海峡問題についての研究を行った。

彼の学位論文は国際法と国際政治の観点から黒海と海峡の地位を論じたもので、後に書籍としてまとめられた。

トルコ語翻訳版の出版記念式典には、在イスタンブール日本国総領事や両国の関係者が出席し、芦田氏の業績が称えられた。

トルコの海峡研究の専門家であるバイラム・オズトゥルク氏は、芦田氏を「時代の生き証人」と称え、彼の本が今日でも重要であることを強調した。

また、芦田氏の孫からは、この本がトルコと日本の友好関係を深めることを願うメッセージが寄せられた。

トルコの海峡の保護と主権は重要な問題であり、さらなる研究が求められている。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2f2efde4f2ba56c84a5443a187247a9867593fa4

関連URL

2024年最新!ロシアのニュースに関するまとめ

2024年最新!ウクライナのニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。