BBCが選定した「2024年最も印象的なイメージ」に、韓国の安貴朎報道官が戒厳軍に立ち向かう姿が含まれ、歴史的な瞬間が評価された。
この選定は、安報道官が韓国国会議事堂に入った戒厳軍の銃口をつかみ、立ち向かう姿を捉えたものであり、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が非常戒厳を宣言した直後の緊迫した状況を映し出している。
BBCはこの場面を「法案処理に参加しようとする国会議員の集結を阻もうとする軍人と安報道官が対峙する姿」と説明し、安報道官の強い決断力や彼の服からきらめく鋼鉄のような光が、19世紀の英国画家ジョン・ギルバートの水彩画『ジャンヌ・ダルクの肖像画』を思い出させると評価した。
この状況について安報道官は、非常戒厳事態に対して「頭で理性的に計算したりするつもりはなく、ただ『ひとまず防がなければならない、これを防げなければ次はない』としか考えなかった」と語った。
また、彼は「銃刀を持った軍人たちを見ながら、政党人である前に一人の国民としてあまりにも残念で、歴史の退行を目撃していると思い、胸が痛かった」と述べ、21世紀の韓国でこのような事態が起こることに対する悲しみと焦燥感を表現した。
さらに、今年の印象的なイメージには、フランス・パリのセーヌ川でのパリオリンピック開幕式、インドネシアのルアン山火山爆発、ドナルド・トランプ氏襲撃事件、スペインのバレンシア大洪水なども含まれている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/4dfbee95d69d506723b860cd12fc8c23a1300bcc
このニュースに対するコメントは、韓国国会議員が戒厳軍に立ち向かうという歴史的な瞬間についての多様な意見を反映していました。
多くのコメントでは、女性議員の勇敢さが強調される一方で、現場の兵士たちが抱えていた複雑な状況にも言及されていました。
例えば、あるコメントでは、兵士が最初から及び腰であり、戸惑っていた様子が描写され、女性議員だけが興奮していたという指摘がありました。
また、兵士たちが市民を傷つける意図がなかったという意見もあり、彼らの職業上の辛さや上官の命令に従わざるを得ない状況が理解されていました。
さらに、報道の内容や政治的な視点についても疑問を呈するコメントがあり、特定の政治家との関連を指摘する声もありました。
全体として、コメントはこの歴史的瞬間に対する関心と、軍と市民の関係に対する深い考察がなされていました。
ネットコメントを一部抜粋
ニュースで良くやってたので何度も観たが此の女性議員が勇敢と云うより抑々兵士が最初から及び腰で人に銃を向けたのも初めてみたいにオドオドしてた。
あのワンシーンは一個人の良識では発砲する気は無くても、上官の命令次第では丸腰の民間人を撃たなければいけない可能性がある軍人という職業の辛さを感じたな。
あれって実際には現場の兵士は市民を害する気は一切なくてやってる感出してただけだから、空気が分かってない報道官に対して銃掴まれた兵士の方は「え、ちょっと、まってまって」ってなってたんだよね。
記事中にトランプの文字が一切出てないが何故タイトルだけに出ている?
銃を持っている方が正義なのだと言うのが笑ってしまうよ。