メルカリがスキマバイトサービス「メルカリ ハロ」を拡大し、すしざんまいやヤマト運輸など大手企業が新たに参加。中小事業者も求人掲載可能にし、働く場所の選択肢を増やすことを目指します。
新たにすしざんまいやヤマト運輸などの大手企業が本格的に求人パートナーとして参加することになり、全国規模での導入が進められます。
サービスは2023年3月に開始され、4月からは全国展開が始まりました。
開始当初は4万拠点だった働く場所は、わずか7カ月で12万店舗を超え、急速に成長しています。
しかし、実際に働いたクルーからは求人の数や働く場所の選択肢が少ないとの声が寄せられており、これを解決するために大手企業との連携を強化し、中小・小規模事業者への提供も開始します。
具体的には、寿司チェーンの「すしざんまい」が11月以降に全国でメルカリ ハロを導入し、ヤマト運輸も拡大を図ります。
また、電動キックボードのシェアリングサービス「Lime」もメルカリ ハロを活用し、全国展開を目指しています。
特に、メルカリユーザーが潜在的な働き手として注目されており、ヤマト運輸はメルカリ利用者をターゲットにした人材確保を狙っています。
さらに、23日からは中小事業者や個人事業主も求人掲載が可能となり、地元の店舗での働き場所を増やすことが期待されています。
メルカリ ハロの登録ユーザー数は800万に達していますが、実際に働いた人数は非公開です。
スキマバイトの需要が高まる中、メルカリ ハロは未経験者向けの求人も多く、スキマバイト初心者の利用が増えています。
これにより、働く場所の数と選択肢を拡大し、中小事業者のニーズにも応えていく方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/84e016b31f4d3a9d51cd700d28a037d2887f2fa1