良品計画が港南台かもめ団地の集会所をリノベーションし、地域交流の拠点を創出。シェアキッチンや和室を新設し、住民が集まりやすい環境を整備。
要約すると良品計画は、2021年から進めている「MUJI×UR 団地まるごとリノベーション」プロジェクトの一環として、港南台かもめ団地の集会所のリノベーションを完成させた。
このプロジェクトは、地域住民の意見を取り入れ、使われていなかった集会所を地域の交流拠点として再生することを目的としている。
港南台かもめ団地は1976年に管理が始まり、16の住棟からなる大規模団地で、約1500戸が入居している。
50年近く経過し、緑豊かな環境が特徴で、住民からは「公園の中で暮らしているよう」と評価されている。
リノベーションされた集会所では、開放的な共用部を設け、シェアキッチンや多用途の和室、ギャラリーを追加した。
これにより、住民が気軽に集まり、交流できる空間を提供することを目指している。
新たに設置されたシェアキッチンでは、料理を作った後に外の芝生やベンチで食事を楽しむことができるようになった。
また、土足で入れるように仕様が変更され、中庭も室外テラスとして利用できるようになった。
利用開始は10月26日を予定し、当面はMUJI HOUSEやUR都市機構が定期的にイベントを開催する予定だ。
将来的には、住民が自発的に交流できる空間を目指すとUR都市機構の担当者は語っている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ca2c2935ee868f395f82930394329cd57e8a9963