台湾の柯文哲主席が汚職容疑で2カ月の勾留延長。側近の秘書は日本に滞在し指名手配中。事件の行方が注目される。
要約すると台湾民衆党の柯文哲主席が汚職容疑で逮捕され、台北地方法院は検察の勾留延長請求を認め、2カ月間の勾留が決定された。
柯氏は2020年以降、台北市長としての職務中に商業ビル開発に絡む不正行為を行った疑いが持たれている。
特に、企業からの依頼を受けて容積率を不正に引き上げるなどの便宜を図ったとされ、検察は収賄罪での起訴に向けて具体的な資金の流れを捜査している。
最初は証拠不足を理由に保釈金なしでの釈放が決定されたが、その後の差し戻し審で「犯罪の嫌疑が重大」とされ、勾留が認められた。
さらに、柯氏の側近である女性秘書が日本に滞在中で、検察は彼女を指名手配した。
秘書は柯氏が家宅捜索を受ける前に日本に渡航し、事件に関する事情聴取に応じていないため、事件解明の重要な役割を果たすと考えられている。
指名手配により、彼女の旅券は失効した。
この事件は台湾の政治情勢に大きな影響を与える可能性があり、今後の展開が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/cdcc66d18958e24ea7a6ebe887459e079720b809