安倍晋三元首相の対米外交の裏側とトランプ氏への本音を探る記事。歴史問題への反発と強い姿勢が明らかに。
トランプ氏が再び大統領に返り咲いた今、各国の指導者たちは彼の予測不能な行動に不安を抱いていますが、日本は安倍元首相が築いた対米外交の遺産を生かすべきだと強調されています。
産経新聞の阿比留瑠比記者が手掛けた書籍『安倍晋三”最後の肉声”』からの引用を通じて、安倍氏の対米外交の裏側や彼の赤裸々な発言が紹介されています。
特に、安倍氏は米国からの歴史問題に対する干渉に対して強い反発を示しており、アメリカの行った原爆投下や東京大空襲を指摘し、米国には日本の歴史に口を出す資格がないと主張していました。
また、安倍氏は知日派のアーミテージ元国務副長官に対しても、慰安婦問題での譲歩を求められた際に、米国の過去の行為を引き合いに出して反論しています。
これにより、安倍氏は対米追随路線ではなく、むしろアメリカの無知や傲慢に対して厳しい姿勢を貫いていたことが浮かび上がります。
この記事は、安倍氏の外交スタンスが今後の日本の対米関係にどのように影響を与えるかを考察する上での重要な視点を提供しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/81b749bb61163519575d0e2a680ec5c3c9369bb1
安倍晋三元総理の対米外交に関するコメントは、彼の外交力やトランプ大統領との関係の重要性を評価する意見が多く見受けられました。
特に、安倍氏が提唱したインド太平洋構想や、米国との貿易摩擦を緩和した点について、多くの読者が称賛していました。
安倍氏が築いた日米関係が日本の経済成長に寄与したという意見もあり、彼の外交手腕が日本の国益に貢献したとの見方が強調されていました。
また、安倍氏の歴史認識や、外交における現実主義的アプローチが評価され、特にトランプ大統領との信頼関係の構築が強調されていました。
しかし一方で、安倍氏の後継者不在や、現在の政権に対する懸念も多く見られ、今後の日本の外交や政治に対する不安が表明されていました。
これらのコメントからは、安倍元総理の功績に対する評価と、現在の政治状況に対する懸念が交錯していることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
安倍さんの祖父の岸元総理は日本側に基地提供義務だけを求める片務条約だった日米安保条約を米国が日本を防衛する義務を明記した相互条約に改定した。
安倍外交は対米だけではなかった。
安倍さんの外交力はただ人に好かれるということではなく、アメリカ社会のことをしっかり調べている。
安倍さんは歴史に名を残した偉人の家系だし、それらの繋がりで支援する人に恵まれていた。
今日本では国内問題を声高に主張する政治家ばかりが人気ありますが、やはり政治家は外交力だと思います。