フィリピン国籍の男性が、在留特別許可を求めて国を提訴。家族と共に生活する権利を訴え、退去強制処分の不当性を主張しています。
男性は1987年に来日し、偽名のパスポートで入国した経緯があり、その後、土木工事現場での強制労働を経て逃げ出しました。
2013年にはフィリピン人女性と同居を始め、子どもも生まれましたが、2022年に東京入管に自首した際、家族3人の在留特別許可を求めたところ、妻子には許可が下りたものの、自身には退去強制処分が下されました。
男性は家族と一緒に生活する権利を訴え、記者会見では「フィリピンには頼れる家族がいない。
父としての責任がある」と語りました。
弁護士は、男性が日本で平和に暮らしており、学校関係者からも支援があることを強調し、退去強制処分は違法であると主張しました。
国際人権法に基づく家族統合権を侵害しているとし、男性の過去の行為を理由に現在を制限することは不適切だと述べています。
男性は、家族と共にいる権利を求めて、法廷での戦いを続ける意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/ed9594871038cc762180d701729ef16c41d0619b
フィリピン国籍の男性が在留特別許可を求める訴訟に関するネットのコメントは、主に法律の遵守や不法滞在の問題に焦点を当てていました。
多くのコメントが、男性の状況に同情しつつも、違法行為を許容することの危険性を強調していました。
特に、情状酌量を求める声に対しては、法律を守ることが重要であり、前例を作ることが将来的に悪影響を及ぼす可能性があると指摘していました。
例えば、「不法入国で家族を作ることの結果を理解していなかったとは思えない」といった意見があり、法律を守らない行為が許されるべきではないとする意見が多く見受けられました。
また、「家族を引き裂かないためには、不法状態で家族を作らないことが重要」という意見もあり、正しい手続きを踏むことの重要性が再確認されていました。
さらに、偽造パスポートを使用していたことへの厳しい視点もあり、法律に基づいた判断が求められるべきだという意見が多数ありました。
全体として、コメントは法律の重要性や不法行為に対する毅然とした態度を求めるものであり、感情論に流されることの危険性を訴える内容が多かったです。
ネットコメントを一部抜粋
いやいや、自分たちの責任だろうが。
人道的な観点から寛大な処置をってのも気持ちは分からないでもないが。
違法パスポートは犯罪です。
「父として子どもの成長の責任があります。
」とありますが、それならばなぜ不安定な身分のまま日本に滞在し続けたのでしょうか。
フィリピンの現地に家族がいないというのは事実なのだろうか。