吉村代表が「大阪都構想を再考したい」と発言。過去の否決を受けた変化や、支持者減少の危機感が背景に。万博後の目玉を求める維新の会の動きが注目される。
2020年の2度目の否決時には「再び挑戦することはない」と語っていた吉村氏ですが、2023年の大阪ダブル選挙後には「3度目の住民投票について否定するものではない」と発言が変化しました。
2024年11月19日の代表選で再選を果たした吉村氏は、党内の意向を受けて「大阪都構想をもう一度考えたい」と公に表明しました。
この発言は、維新が再び都構想を掲げることを意味し、党内でも意欲があるとの見方が広がっています。
背景には、大阪維新の会の支持者数が約25%減少し、衆院選でも比例票が56万票減少したことによる危機感があるとされています。
吉村氏は「万博後の目玉が必要」と考え、都構想の再挑戦が必要だと感じているようです。
維新が直面する厳しい状況を打破するために、再び都構想を持ち出すことで新たな支持を得ようとしているのかもしれません。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f5696a81f7bb6017fd0f2ab867ce4f206a3cde3f
大阪都構想の再挑戦に対するネットのコメントは、主に過去の住民投票での否決を踏まえた懸念や、大阪万博とIRカジノの成功が影響を与えるという意見が多く見受けられました。
多くのコメントでは、大阪万博の前評判が芳しくなく、万博の成功が都構想の実現にどのように寄与するかに疑問を抱いている人が多かったです。
また、維新の会が民意を軽視しているとの批判もあり、再挑戦する理由や背景について疑問を呈する声が多数ありました。
特に、過去に否決されたにもかかわらず再度提案することは、民意を無視していると感じる人が多いようです。
さらに、都構想が実現した場合の具体的なメリットについても疑問が示されており、特に高齢者や地域住民にとっての利益が見えにくいという意見がありました。
維新の会の政策に対しては、過去の失敗を繰り返さないようにするために、具体的なメリットや改善点を示す必要があるという意見もありました。
全体として、再挑戦に対する懐疑的な意見が多く、維新の会がどのように民意を取り戻すかが今後の課題とされていました。
ネットコメントを一部抜粋
大阪都構想の3度目の挑戦には、大阪万博とIRカジノの成功と言う壁が、大きく立ちはだかるのではないかと考える。
自分は正確に大阪都構想を理解していないが、大阪の良さは都市なのに、昔ながらのコミュニティが生きていて、合理化は必要としても。
前回失敗した時に何が足りなくて民意が得られなかったと思ってるんでしょうか?
個人的には、都構想はもうありえない話。
大阪都構想を諦めてしまうと大阪維新の会の存在理由がなくなる。