10月22日の日経平均は542.64円安の38,411.96円で取引を終え、10日連続陰線を記録。衆議院選挙や米大統領選挙を控え、投資家は慎重な姿勢を見せています。
日経平均構成銘柄の中で、値上がりしたのは25銘柄に対し、値下がりは199銘柄、変わらずは1銘柄でした。
市場には衆議院選挙やアメリカ大統領選挙を控えた不透明感が影を落とし、投資家の積極的な買いが入りにくい状況です。
この日の取引で、日経平均株価は前日までの9日連続陰線に続き、10日連続の陰線を記録しました。
これは2012年に記録された13日連続陰線に迫る勢いであり、今後の動向が注目されています。
寄与度の下位銘柄にはファーストリテイリングや東京エレクトロン、アドバンテストなどが含まれ、これらが日経平均を押し下げました。
一方、寄与度上位にはセイコーエプソンや味の素、キッコーマンなどが名を連ねています。
東証プライム市場の売買高は16億8,400万株、売買代金は3兆8,079.86億円と前日比で増加しており、業種別では海運業やゴム製品が上昇したものの、機械や建設業、不動産業などは下落しました。
個別銘柄では、ラクーンホールディングスが10.34%の上昇を見せた一方、IDOMは19.64%の下落を記録しました。
年初来高値を更新した銘柄は10、年初来安値を更新した銘柄は16となっています。
明日10月23日には東京メトロの上場が控えており、市場の動向にさらなる影響を与える可能性があります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/3ff1e5b41d18590bcb32570797fab364329c7443
最近のネットコメントでは、日本株の動向について多くの意見が交わされていました。
特に、NYダウが堅調であったにもかかわらず、日本の株式市場が上昇しない理由として、衆議院選挙を控えた慎重な姿勢が影響しているとの指摘がありました。
コメントの中には、石破政権に対するリスクが織り込まれているとの意見もあり、選挙結果によっては更なる下振れが予想されるといった懸念が表明されていました。
また、アメリカ大統領選の結果次第では、日本株にも影響が出るとの見方があり、特にカマラ・ハリス氏が当選すれば、日本市場にマイナスの影響が懸念されていました。
さらに、取引時間についての意見もあり、午前中だけでの取引が望ましいとの声が上がっていました。
市場の状況が続く中、投資家は早めに手を引く方が良いとの意見も見られ、現在のだらだらした状況からの脱却を求める声が多かったです。
これらのコメントからは、投資家の不安や市場への懸念が色濃く反映されていました。