エイプコイン独自チェーン「ApeChain」のメインネット公開と価格急騰

エイプコインの独自チェーン「エイプチェーン」がメインネットを稼働開始し、公式ブリッジ「APE PORTAL」も公開。これによりAPE価格が急上昇し、トークンの移行が可能に。様々なトークンが対応し、エコシステムの機能も強化されています。

要約するとエイプコイン（APE）の独自チェーン「エイプチェーン（ApeChain）」が2023年10月20日にメインネットを稼働開始し、同時にトークン移行を可能にする公式ブリッジサイト「APE PORTAL」が公開されました。

この新しいインフラの導入により、APEの価格は24時間で約2倍に上昇し、4月以来の高値を記録しました。

エイプチェーンはオフチェーンラボ（Offchain Labs）が提供する「アービトラムオービット（Arbitrum Orbit）」という独自チェーン開発用ツールパッケージを基に構築されており、オフチェーンラボはイーサリアムのレイヤー2スケーリングソリューションである「アービトラム（Arbitrum）」の開発元としても知られています。

さらに、APEのブリッジに際しては、クロスチェーンプロトコルのレイヤーゼロ（LayerZero）が提供するトークン規格「OFT（Omnichain Fungible Token：オムニチェーンファンジブルトークン）標準」にアップグレードされており、これにより「APE PORTAL」ではエイプチェーン、イーサリアム、アービトラム間でのトークンブリッジが可能となりました。

現時点でエイプチェーンに対応するトークンはAPEの他にAPE USDやAPE ETHがあり、イーサリアム側ではAPE、ETH、USDC、DAI、USDT、WETH、WBTC、アービトラム側ではETH、ARB、USDC、USDC.E、DAIが利用可能です。

また、APEはエイプチェーンのガス代（取引手数料）として機能するほか、同エコシステムのガバナンストークンとしても役立ち、チェーン上でのステーキングにも利用されることが期待されています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/2e1df2ada8373338fca4710c7f6630d1e2223d87