梨泰院雑踏事故から2年、韓国国会で初の追悼式が開催され、国の責任が問われる重要な場となった。
要約すると2023年10月29日、韓国・ソウルの梨泰院で発生した雑踏事故から2年を迎え、国会議員会館にて追悼式が開催されました。
この事故では159人が命を落とし、追悼式には遺族約120人と与野党の国会議員約60人が出席しました。
国会が社会災害に対する追悼式を公式に開催するのは初めての試みであり、その重要性が強調されました。
追悼式では、禹元植国会議長が国の責任の欠如について謝罪し、遺族や被害者に対する深い哀悼の意を表しました。
また、先月設立された事故特別調査委員会においては、事実を隠蔽したり歪曲したりすることなく、責任を果たすために最善を尽くすと強調されました。
与党「国民の力」の秋慶鎬院内代表は、二度と同様の惨事が起きないよう誓い、日常生活への疑念を持たせた事故の記憶を皆が忘れないことの重要性を訴えました。
一方、最大野党「共に民主党」の朴贊大院内代表は、国がなぜこの惨事を予防できなかったのか、事故後の適切な対応がなぜなされなかったのか、そして誰も責任を取らない現状を厳しく指摘しました。
これらの発言は、国の存在意義や社会的責任についての重要な問いを投げかけるものであり、事故の教訓を忘れないための強いメッセージとなっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/db887ac63234163177652dd7b31180da84481cf5