政府がラピダスに10兆円以上の支援を予定。次世代半導体国産化を目指し、官民で50兆円以上の投資を引き出す方針。
この支援は、2030年度に向けて半導体や人工知能（AI）分野に集中し、具体的には次世代半導体の研究開発やパワー半導体の量産投資に6兆円程度、AI利活用に向けた計算基盤整備に4兆円以上を充てる計画です。
特に注目されるのは、ラピダスが最先端の2nm世代の半導体を国産化することを目指している点です。
ラピダスには、NEC、トヨタ、NTT、ソニーグループなどの主要企業8社が出資しており、北海道千歳市で生産ラインの建設を進めています。
また、米IBMから100人以上の技術者を派遣してもらい、次世代半導体製造技術の開発も行っています。
来年4月からは北海道の工場で試作を開始する予定で、国の支援はすでに最大9200億円に達しています。
これにより、日本の半導体産業の競争力を高め、経済成長を促進する狙いがあります。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d4abe330bb37550d3230c8ac6cb9aa40584bbc56
ラピダスへの10兆円の支援についてのコメントは、期待と懸念の両方が表れていました。
多くのコメントでは、政府の資金援助が成功に繋がることを願う一方で、過去の失敗事例を挙げて不安を訴える声が多く見られました。
特に、国の大規模なプロジェクトが過去に失敗したことが多く、税金が無駄になるのではないかという懸念が強調されていました。
また、政府が半導体産業に注力すること自体には理解を示しつつも、10兆円の使い道やその効果に疑問を持つ意見もありました。
特に、国民の生活や税金の使い方に対する不満が根強く、政府主導のプロジェクトに対する信頼感が薄れていることが伺えました。
さらに、経済安全保障やエネルギー資源の問題に関する意見もあり、半導体の重要性が認識される一方で、他国への依存度が高い現状に対する懸念も表明されていました。
全体として、ラピダスへの支援が日本の半導体産業の復活に寄与することを期待しつつも、慎重な姿勢が求められているという印象を受けました。
ネットコメントを一部抜粋
地元の人や就職先をここにするか迷ってる学生などは成功するか失敗するか不安でしょう。
仮に政府が諦めても半導体工場は非常に高価なものなので人員ごと外資かどこかが買い取ってくれるはずです。
経済安全保障という曖昧すぎる概念は非常に良くない。
財源は、国民の血税で、自分の財布は痛まない。
これは政府の賭けだ。
ただこの賭けは掛け金をいくらでも積み上げることができるから成功する可能性も高い。