菱洋エレクトロが生成AI導入サポートプログラムを発表。NVIDIAやレトリバと提携し、開発環境や技術支援を提供し、企業の課題解決を目指します。
このプログラムは、NVIDIAやレトリバと提携し、2023年12月中旬から利用を開始する予定です。
具体的には、生成AIの開発・検証環境を提供する「RYOYO Test Lab」や、人材育成、技術支援、パートナー仲介などのサービスを通じて、企業や組織が抱える様々な課題に対応します。
記者発表会では、ソリューション事業本部の青木良行副事業本部長が、生成AIの導入を希望する企業が直面する課題について言及しました。
これには、推進体制や活用方針、ユースケース、人的リソース、技術スキル、初期コストなどが含まれます。
このプログラムは、菱洋エレクトロとそのパートナーエコシステムが協力し、生成AIの開発から実運用までを包括的に支援することを目的としています。
さらに、菱洋エレクトロは2005年からNVIDIA製品の販売を行っており、国内での提供実績も豊富です。
NVIDIAの岩永秀紀パートナー事業本部長は、生成AIの開発を期待する企業が増加していることを強調し、特に機密性の高いデータを活用した生成AI開発において、菱洋エレクトロと共に支援していく意向を示しました。
提携先のレトリバは、自然言語処理技術に強みを持つ企業で、RYOYO Test Labでの検証ツールや人材育成サービスを提供します。
菱洋エレクトロは、プログラムのPRを行いながら、12月中旬から利用企業の申し込みを受け付ける予定です。
青木氏によれば、今後は製造業におけるエッジコンピューティングやデジタルツイン環境での生成AI活用も期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e9ff478ff8fa1b1c1f6a222e2968d4dc77669dd6