オバマ元大統領がトランプ前大統領の集会でのプエルトリコに対する差別発言を強く批判。人種差別的な発言に対して、分断を拒否する必要性を訴えました。
トランプ氏が27日にニューヨーク市で開催した集会の中で、コメディアンが米自治領プエルトリコを「海の真ん中に浮かぶごみの島」と表現したことに対し、オバマ氏はその発言が「人種差別的、性差別的で偏見に満ちたステレオタイプ」であると指摘しました。
オバマ氏は、フィラデルフィアでのハリス副大統領の応援演説の中で、この発言がプエルトリコ系住民に対する侮辱であり、「皆さんの隣人、友人、同僚のことだ」と訴えました。
特にペンシルベニア州には約50万人のプエルトリコ系住民が住んでおり、オバマ氏は「分断と憎悪の政治を拒否するべきだ」と強調しました。
トランプ陣営は、コメディアンの発言がトランプ氏の考えを反映していないと釈明しましたが、ハリス陣営やプエルトリコ出身の人気歌手バッド・バニーが即座に反発しました。
プエルトリコの最大都市サンフアンのカトリック大司教も「失望し、愕然としている」とコメントしました。
発言したコメディアンは批判を受けて「ユーモアのセンスがない人たちだ」と投稿しましたが、大司教は「ユーモアには限度がある」と反論し、トランプ氏に謝罪を求めています。
この問題は、米国の人種差別や偏見に対する意識を再び浮き彫りにしました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5826357978268562281089942c16a22211cd7d43
コメントでは、オバマ氏がトランプ氏の差別発言を非難したことに対し、政治の倫理や信念が失われているという懸念が多く表現されていました。
特にトランプ氏の登場以降、政治が信仰のようになり、政治家を選ぶ基準が信念に基づくものから変わってしまったという意見がありました。
また、過去の政治家と比較し、現在の状況を憂慮する声も見られました。
さらに、コメディアンの発言についても議論が交わされ、彼らのジョークが差別的とされる一方で、実際にプエルトリコの問題を指摘する声もありました。
コメディアンの発言がトランプ氏の影響を受けていると感じる人々も多く、アメリカ社会のモラルが崩壊しているとする意見もありました。
トランプ氏の支持者が差別意識を持っているという指摘や、冗談として許されるべきではないという意見も目立ちました。
全体として、政治的な発言や行動が社会に与える影響について深く考察するコメントが多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
以前は、政治家は、倫理的にいけないことをすれば、主義主張に関わらず致命傷になったが、
米国の半分が学級崩壊の状態だな。
アメリカのコメディアンってこう言う人種ジュークとか割と珍しいものじゃないし、
トランプとその支持者たちにはプエルトリカンに対する敬意はまったくなく、
相手を殴っておいて、あれは冗談だったからと言って済まされるわけがないように、