農水省発表、1等米比率77.3%に改善し平年並み
要約すると農林水産省が発表した最新のデータによると、2023年に収穫された米の「1等米」の比率が77.3%に達し、前年から17.7ポイントの大幅な改善を見せました。
これは、過去5年間の平均と比較すると平年並みの水準ですが、昨年の猛暑や水不足による品質低下からの回復を示しています。
昨年は、これらの気候条件が影響し、米の粒が白く濁るなどの問題が発生し、全体の供給量が減少したため、米の品薄状態が続いていました。
今年は、雨量が多く、猛暑対策も講じられたことが影響しているとされています。
特に、新潟や山形など、昨年大きな被害を受けた地域では1等米の比率が大幅に増加し、全国23県で改善が見られました。
今回の調査は、日本全体の米の約4割を対象として行われました。
これにより、消費者や農業関係者にとって、今後の米の供給状況に対する期待が高まる中、安定した品質の米の流通が期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6e282de97abc53e1683abf56f9263c683b032b89