第64回海外日系人大会が東京で開催され、分断を乗り越えるためのコミュニティ作りがテーマに。基調講演やパネルディスカッションを通じて、日系人の歴史と共生の重要性が議論されました。
要約すると第64回海外日系人大会が東京で開催され、テーマは「乗り越えよう、分断と対立の時代を!~共生の実現に貢献するニッケイ社会」となりました。
この大会には20カ国から175人が対面で参加し、オンラインでも259人が視聴登録をしました。
開会式では各国の国旗を掲げ、ビデオメッセージで日系団体の活動が紹介されました。
基調講演では、ジャパンハウス・サンパウロの名誉館長ルーベンス・リクペロ氏が日本人移住者の功績を称え、日系コミュニティが「レジリエンスの文化」を持つことが問題解決に貢献できると述べました。
大会初日の交流会には秋篠宮皇嗣同妃両殿下が臨席し、参加者と歓談。
2日目には「共生を実現したニッケイの活力」と「共生社会に貢献するニッケイ新世代」のテーマでパネルディスカッションが行われ、日系人の歴史や新世代の取り組みが議論されました。
3日目には「日系人の主張」のセッションがあり、子供たちによる日本語の発表や「大会宣言」の発表が行われました。
外務省主催の歓迎レセプションでは、岩井外務大臣が日系人の役割を称賛し、共通の目標に向けた協力を呼びかけました。
大会全体を通じて、分断と対立の時代を乗り越えるためのコミュニティ作りが強調され、日系人のレジリエンスが再確認されました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7491373bbf0d2c0998b9a05365f944b55cc66d81