中国・上海でのハロウィーンにおいて、トランプ氏に扮した市民やスーパーヒーローの仮装者が警察に連行される事態が発生。個人の自由が制限される中、ハロウィーンの取り締まりが厳格化されている。
特に、米共和党の大統領候補ドナルド・トランプ前大統領に扮した市民や、コミックのスーパーヒーローに仮装した人々が次々と警察に連行される様子が報告されている。
警察は、例年賑わう繁華街での祭りを抑制するため、歩行者通行を制限するバリケードを設置し、仮装した市民たちを取り締まっている。
これにより、個人の自由がさらに狭まることへの懸念も高まっている。
特に今年は、昨年のように社会批判をテーマにした仮装が目立つことはなく、警察による取り締まりが強化されている様子が伺える。
SNSでは、警察に連行される市民の姿が映った動画が拡散されているものの、これらの内容は中国の厳しい検閲により削除されることも多い。
上海ディズニー・リゾートなどの公認ハロウィーンパーティーは開催されるが、公の場でのイベントは縮小されている。
市民の中には「今年は仮装が許されないのか」と疑問を抱く声も上がっており、過去のような革新的なハロウィーンの祝祭は期待できないとの意見も見受けられる。
中国の国営メディアは、過去数年にわたり欧米の祭りに対する「過度の熱狂」を自制するよう警告してきたことも影響していると考えられる。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1595279af79987f40deba50bf60babfce0102777
中国のハロウィーン取り締まりに関するネットのコメントでは、法律の根拠が不明な連行が行われていることへの疑問が多く寄せられました。
特に、『拘束ではない』としながらも実質的に数時間拘束されるケースがあると指摘され、中国の警察が得意とする手法についても言及されました。
また、杭州などの上海以外の都市では、コスプレを楽しむ人々が多かったことも報告され、地域による取り締まりの違いが浮き彫りになりました。
さらに、習近平の仮装が連行されないという都市伝説に対しては、もし本当なら面白い光景が広がるのではないかといった意見もありました。
プーさんの仮装が禁止されていることについては、政府がハロウィンの熱狂を警戒し、不満の暴動に発展することを恐れているのではないかという見解もありました。
また、日本と中国のハロウィーン対策の違いに触れ、日本の封鎖は人々の安全のためであるのに対し、中国のそれは政権の安全のためであるという意見もありました。
最後に、プーさんの着ぐるみを着て天安門を歩くことに対する勇気や、迷惑な行動に対する批判も見られました。
全体として、コメントは中国政府の取り締まりに対する疑問や風刺が多く含まれていました。
ネットコメントを一部抜粋
どんな法律を根拠に連行しているのだろう。
習近平の仮装は連行されないという都市伝説は本当なの?
プーさんの仮装は禁止とは聞いていたが、ハロウィンの過度な熱狂に警戒している。
同じハロウィーン対策でも、日本の封鎖は人々の安全のため。
何千人がプーさんの着ぐるみ衣装し、天安門歩いたらどうなるか?