アルファベットが2024年第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比15％増の882億6800万ドルを記録し、YouTube広告とAIが成長を牽引しました。
この成長は、グーグル検索やYouTubeの広告収入、さらにはクラウドサービスの拡大によるものです。
営業利益は同32％増の285億2100万ドル（約4兆3741億8000万円）、純利益も34％増の263億100万ドル（約4兆337億1000万円）と、全体的に好調な結果を示しています。
具体的なサービス別の売上では、グーグル検索が493億8500万ドル（約7兆5740億3800万円）、YouTubeが89億2100万ドル（約1兆3681億9000万円）を上げ、グーグルサービス全体で765億1000万ドル（約11兆7801億3000万円）を記録しました。
また、クラウドサービスは113億5300万ドル（約1兆7411億8000万円）に達しました。
特に注目すべきは、YouTubeの広告収入とサブスクリプション収入が過去4四半期で初めて500億ドルを超えた点です。
この成長の背景には、AIインフラや生成AIソリューションの成長があり、アルファベットのCEOであるサンダー・ピチャイ氏は、AIへの投資をインフラ、研究開発、プラットフォーム展開の3つの分野で進めていると述べています。
さらに、AI運用に必要な電力を確保するために、クリーンエネルギーへの投資も強化しており、複数の小型モジュール原子炉からの原子力エネルギー購入契約も進めています。
検索機能やGoogle CloudにおけるAIを活用した新しいサービスの展開も好調で、AIを中心にしたプラットフォームの成長が期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d5f572b6747f49b3ab6961d67a32fe95b3a21271