冨田真由さんが警察の怠慢を訴え、ストーカー被害に対する損害賠償を求める訴訟が続いています。
この事件を受け、冨田さんはストーカー被害を相談していたにもかかわらず、警視庁が必要な捜査を怠ったとして、東京都などに対して約7600万円の損害賠償を求める訴訟を起こしました。
この訴訟の口頭弁論が30日、東京地裁で行われ、冨田さん自身が証言に立ちました。
彼女は「私と同じように不安や恐怖を感じている人たちが、安心できる世の中になってほしい」と訴え、裁判の意義を強調しました。
事件が起こる前、冨田さんは男がブログに殺害をほのめかす書き込みをしていたため、警視庁に相談していました。
しかし、当時対応した警察官は、冨田さんの相談内容が切迫していなかったと主張し、「殺されるかもしれない」とは聞かなかったと述べました。
この発言に対して冨田さんは、「私が必死で訴えた言葉をなかったことにされ、すごく悲しく、傷ついた」と反論しました。
訴訟は2019年7月に提訴されてから約5年が経過し、警視庁は事件後に早急な安全確保が必要だったとの検証結果を公表し、冨田さんに謝罪しましたが、賠償責任を否定しており、審理は長期化しています。
この訴訟は、ストーカー被害者の権利や警察の対応についての重要な問題を提起しており、今後の動向が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1c487e0fe90181f464b15aa6f5d27272edc6adde
コメントの多くは、冨田真由さんのストーカー被害に対する警察の対応や、社会制度の不足についての意見が寄せられていました。
特に、警察が24時間の警護を提供することは現実的ではないという意見があり、被害者自身が自分の身を守るための行動を取るべきだという考えが示されていました。
また、ストーカー加害者が出所した後の被害者の安全についても懸念が表明され、社会制度の見直しや法整備が必要だとの声が多くありました。
さらに、警察の判断ミスや対応の限界についても言及され、脅迫があった場合には事前に行動を起こすべきだとの意見がありました。
加えて、ストーカー規制法の実効性や、被害者が訴えるべき法的な手段についても議論が交わされ、再犯防止のための社会的な取り組みが求められていました。
全体として、被害者の安全を守るための具体的な対策や社会全体の意識改革が必要であるという共通の認識が見られました。
ネットコメントを一部抜粋
警察も24時間の警護とかは流石に出来ないだろう。
被害者の女性は、数年後出所してくるこの加害者に、殺される恐怖におびやかされる可能性が有ります。
脅迫に関する類の相談は警察には多数あると思います。
司法の判断を待つしかない。
しかし、日本の司法にも希望が持てない。
警察も事件がなきゃ動けないからねえと言うがあってからじゃ遅いんだわ。