ウィズセキュアがSalesforceのセキュリティSaaS「WithSecure CPSF」の日本データセンターを年内に開設し、データ保護とコンプライアンスを強化します。
要約するとウィズセキュア(WithSecure)は、Salesforceのセキュリティを強化するSaaSソリューション「WithSecure Cloud Protection for Salesforce(WithSecure CPSF)」に関して、2024年内に日本国内にデータセンターを開設することを発表しました。
この新しいデータセンターの設立は、金融や公共などの規制の厳しい業界におけるデータレジデンシーやコンプライアンスのニーズに応えるものです。
WithSecure CPSFは、Salesforceにアップロードされるファイルや入力されるURLをリアルタイムでチェックし、ランサムウェアやフィッシングなどの脅威から企業を保護するためのセキュリティソリューションです。
特に、不特定多数の外部ユーザーがアクセスできるSalesforceシステムにおいて広く利用されており、国内ではヤフーや大阪府などの導入実績があります。
これまでCPSFはアメリカ、EU(アイルランド)、オーストラリア、シンガポールのデータセンターから提供されていましたが、日本のデータセンターが加わることで、データを国外に出すことなく国内でセキュリティ処理が可能になります。
また、WithSecureはISMAP基準などの厳格なセキュリティ・コンプライアンス要件を満たすことも表明しており、今後も高いセキュリティ基準を維持し続けることを約束しています。
この新たな取り組みは、国内企業が安心してSalesforceを利用できる環境を整えるための重要なステップと言えるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5fd53f51dd176fa8a926790d406313ff62ac5de6