北朝鮮の新型ICBM発射を受け、韓米空軍は約110機の戦闘機による大規模な連合攻撃訓練を公開。訓練は北朝鮮への警告を含むもので、年2回実施される。
要約すると2023年10月31日、北朝鮮が平壌近郊から新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射したことを受け、韓国とアメリカの空軍は30日に江原道太白で行った大規模な連合攻撃訓練「フリーダムフラッグ」を公開しました。
この訓練には、約110機の有人・無人航空機が参加し、特に第5世代戦闘機が中心となりました。
訓練の映像には、韓国のF-15K戦闘機がGBU-12空対地誘導爆弾を使用して模擬ターゲットを正確に攻撃するシーンが映し出されています。
北朝鮮のICBM発射は、金正恩国務委員長が先月公開した12軸の移動式発射台(TEL)を用いたもので、固体燃料基盤の新型ICBMと見られています。
この発射は、北朝鮮のミサイル技術の進展を示すものであり、韓国軍はこれに対抗するために、事前に計画されたTEL打撃訓練を行い、その映像を公開しました。
韓国軍の合同参謀本部は、今回の訓練が北朝鮮の核・ミサイル脅威に対抗するための警告であり、韓米連合の防衛能力を示すものだと強調しています。
フリーダムフラッグは、毎年行われる韓米の定例的な連合訓練で、今年からは名称が統一され、年に2回実施されることになりました。
訓練には、F-35AやF-16などの戦闘機が参加し、特に無人攻撃機MQ-9「リーパー」が注目されています。
このリーパーは、過去に中東での重要人物暗殺に使用されており、その精密な攻撃能力が評価されています。
今回の訓練は、仮想敵のレーダー網を突破して迅速かつ精密に攻撃する能力を高めることを目的としています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/36459805f7c2b8003b4bede8c5f365765099057e