池信孝が語る「パプリカ」制作秘話とアニメ美術の重要性

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池信孝が「パプリカ」について語るトークイベントが新潟で開催。今敏監督との制作秘話や美術の重要性についての思いを語りました。

要約すると美術監督の池信孝が、今敏監督の名作「パプリカ」について語ったトークイベントが新潟国際アニメーション映画祭で開催されました。

池は、今監督の作品に全て参加した経験を通じて、アニメーションの美術に対する思いを明かしました。

「パプリカ」は、夢を操るテロリストに立ち向かう夢探偵の物語で、声優には林原めぐみや江守徹などが名を連ねています。

池はアニメ業界に入るきっかけとして、1965年生まれの彼が中学時代に観た「銀河鉄道999」を挙げ、美術監督という職業を知ったことを振り返りました。

彼は、テレビアニメの美術に物足りなさを感じ、背景コースを選んだ経緯を語ります。

池は、今監督との初対面を「じゃあよろしく」とあっさりしたもので、彼のスタンスが設定やコンテに全て詰まっていることを理解していたと述べました。

池は、アニメ制作におけるリアルな空間設計や小物のディテールに興奮し、特に「パプリカ」では今監督の独特の視点が感じられると語ります。

また、彼は「パプリカ」だけはもっと良いものが作れたと悔いを残していると吐露し、今監督の影響が今も大きいことを強調しました。

イベントでは、アニメ美術の調和の重要性についても言及され、池は「美術が良いと言われないことが理想」と述べました。

新潟国際アニメーション映画祭は3月20日まで開催中です。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/374d333e013ac6a6ffbcd925d1ec2342c4f6a77e

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