北朝鮮が発射したICBM「火星19」は、金正恩氏が敵に対する軍事活動を指示したもので、日米韓は警戒を強めています。
この発射は、米韓が安全保障分野での連携を強化する中、金正恩朝鮮労働党総書記がミサイル総局に指示したもので、北朝鮮の立場を強調する意図があるとされています。
金正恩氏は、発射に際して「最近、意図的に地域情勢を激化させ、共和国の安全を脅かしてきた敵にわれわれの対応意志を示すのに全的に合致する適切な軍事活動である」と述べ、発射を正当化しました。
ミサイルの最大到達高度は7687.5キロ、飛行距離は1001.2キロに達し、日本海の指定された水域に着弾しました。
この発射に対し、日米韓は警戒を強め、岩屋毅外相、アントニー・ブリンケン米国務長官、韓国の趙兌烈外相は10月31日に電話会談を実施し、ICBM発射を強く非難しました。
会談では、北朝鮮が憲法で韓国を敵対国と規定していることを指摘し、地域の安全を脅かす一連の挑発行為をやめるよう求める共同声明が発表されました。
また、防衛省統合幕僚監部は、自衛隊と米軍の戦闘機が日本海上空で共同訓練を行ったことを発表し、特定の国を対象にしたものではないとしながらも、北朝鮮を牽制する狙いがあると見られています。
訓練には、航空自衛隊のF35AおよびF2戦闘機、在日米軍のF16戦闘機が参加し、編隊を組んで戦術訓練を行いました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/0029ea607b002489ee3448a34f0b43f47ab02632
北朝鮮のICBM発射に関するニュースに対して、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
コメントの中では、北朝鮮の軍事行動に対する国際的な警戒が高まる一方で、平和的な関係を希望する声も多く見られました。
特に、北朝鮮が過去に日本に対して送った同情のメッセージが取り上げられ、日朝両国の友好関係の重要性が強調されました。
また、北朝鮮の軍事力の誇示が、実際には米韓に対する恐れから来ているのではないかという指摘もあり、国際的な緊張の背景を考える意見が多かったです。
さらに、北朝鮮の軍事費用が国民の生活向上に使われるべきだとの意見もあり、資源の無駄遣いに対する懸念が表明されました。
全体として、軍事行動に対する懸念とともに、平和的な解決を求める意見が多く寄せられていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
日朝両国が平和で友好的であることが大切です。
隠すんならそれらもすべて隠密裏にやりなさいよ。
つまり、あくまでも米韓が怖いわけですよ。
今まで排他的経済水域に捨てたミサイル、回収に来てね。
日本海を汚し過ぎの罰で将軍様を逮捕して下さい。